3月3日金曜日。
今日はわりと夜ふかししたなあと思いながら、ベッドの中でだらだらスマホを触っていたら、「JKがLIVEを開始しました」の通知。時間は午前1時47分。
うーーーわーーータイミングがあってしまった、すごく眠いけど見ない選択はないわ、とこそこそリビングに移動し、イヤホンをつけてソファに腰を落ち着ける。画面の中はすっかり見慣れたジョングクの部屋。
真夜中、キャンドルの灯りのみの薄暗い部屋の中で、音楽をガンガン流しながら歌ったり踊ったりする25歳のジョングク。最初からかなり酔っぱらってる雰囲気。酔っていても、歌い出せば曲に集中していく時はあって、そのままテンションがあがって楽しそうに歌う姿を何度も見てきたけど、今日はイマイチ。音楽に乗りきれてない様子を見てるのは心が痛い。
米津玄師「Lemon」を歌ったりテテがコメントでやってきたり、行き過ぎた行動をするファンに対して言葉を選びながら自分の想いを吐露したりと盛りだくさんだったけど、わたし的には「on the street」のMVを見てた時の真剣な横顔がいちばん印象に残った。ホビが入隊前ラストとして作ったJ.Coleとのコラボ曲、聞きながらジョングクはどんなことを考えていたんだろう。わたしが見る限りこの曲を聞いてから彼の心の磁場が狂ったように見えた。情緒の羅針盤がぐるんぐるん廻っちゃったように感じた。
開始から2時間、午前4時。ぽやぽやして眠そうなグクに「もう寝たら?」的なコメントがつきはじめると「今日は寝たくないから寝ろって言わないで」と返答。また少しだけ歌ったあと「寝ないよ?寝ないけど…ちょっとだけ横になる」と酔っ払い全開の言葉を残し、結局そのまま寝落ち。生配信したまま、キャンドルがぱちぱち燃える音とグクの規則的な寝息だけが聞こえてる状態が20分。1,500万人が、寝落ちたジョングクをただ見守っていた。
え、寝た??どうやって終わらせるのこれ…??不安になりながら動きのない画面を見つめていたら、バチンと強制終了。Weverse側で落としてくれたことに感謝しつつ、ヘンな終わり方のせいでこっちは全然眠くない。なんとなくTwitterを見ていたら、グクが寝落ちるギリギリに呟いてた言葉の和訳を見つけて、ますます眠れなくなる。
皆さんは…なんで応援してくれるんですか?
どうして応援してくれるの、僕たちを。
”どうして”の理由なんてたくさんたくさんあるのに、どの言葉も100%を表現できるものではないような気がして、考えれば考えるほどわからなくなってきて、ロクに眠れないまま土曜日の朝になった。
どうして応援しているのか。今も明確な答えが出ない。究極自分のためだけのような気もするし、彼らでなくてはならない理由も、”あなたたちだから”としか表現できない。
とりあえず言えるのは、暗い部屋の中でそんな難しいこと考えてないで早く寝なさいジョングク。健やかに愛だけを信じていつも幸せでいてください。