額面通り

今日はなんでも 正直に

帰り際のスキルと理想の世界

1/12 金曜日

仕事終わりで会社の新年会があった。去年末からどうやって断ろうか考えていたのだけど、出なかった方のリスクが高い(捏造する欠席理由の整合性、別の機会で会うたびに欠席したことをいちいち謝らなければならない人数、直前欠席は幹事役の末端社員に迷惑がかかる)等を踏まえて、結局出席することを選ぶ。コロナで2021年からやってなかったので重たい気持ちはひさしぶり。あーーめんどいよーーー行きたくないよーーと思いながら雪が降る中海鮮居酒屋へと向かう。

別部署に嫌いな女がいる。向こうもわたしのことが嫌いだと思う。新年会ぐらいしか会うことがないから、普段は何もないんだけど、たまに顔を合わせる機会があると身構えてしまう。前回同じテーブルになってしまい最悪だったので今回こそは離れたいと思っていたら無事遠くの席に陣取ってくださった、ラッキー。

東南アジアからやってきた20代男子といろいろ話せて楽しかった。知らない国の話をたくさん聞いた、政治が不安定で国が心配だと言っていた。

1次会が終わって、居酒屋の入り口前にわらわらと集まって、えらい人が出てくるのを待っているキチンとした社会人たちを横目に、電話が来たふりをして誰にも挨拶もせずさっさと帰ってきた。長年働いているとこういうスキルだけは身についてくる、そうやって勝手に帰ってきてしまう自分は気に入っている。

飲みの席に出ても出なくても、誰も何も言わない世界だったらいいのになと思う。でも実際はなかなかそうはいかない。