額面通り

今日はなんでも 正直に

0209

雪が降っている。あーこんだけ降ってるんならフードのついた方のコート着てくればよかったじゃん、と気分が下がる。いや、そもそも起きたときから気分は下がっていた、いや、ゆうべ寝る前からだった、些末なことで傷ついた状態を、そのままひきずっていた。

タイミングよく来たバスに乗る。混んでたけど、雪の中わざわざ傘をさして歩くのもしんどかったのであきらめて乗る。イヤホンからは「若者のすべて」が流れていた。最後の花火に今年も~なったな~。2曲目はAwsome City Clubの「息させて」3曲目はFishmans「なんてったの」あの娘はささやく 何か僕に でも何もわからないよ 今なんて 今なんて僕に言ったの。バスがブレーキをかけるたびにととと、と体がふらつく。踏ん張るちからがずいぶんと弱くなっている。

bonobos「THANK YOU FOR THE MUSIC」が流れてきたあたりで終点、バスを降りたら雪はいくぶんかマシになっていた。新宿は~豪雨~「群青日和」を聞きながら会社まで。戦略は~皆無~わたし何処へやら~、いつだってこんな風な、上がらない日々を過ごし、音楽だけを拠り所にしながら生きている、もうずいぶん長いことずっとそうだ、とか考える。そういうことを考えること自体、よくない精神状態の証拠。

会社に着いて急に、ネトフリ再契約しようかなと思い立つ。でも結局まだしてない。また雪がもうもうと降ってきた、とりあえずコーヒーを飲んでちょっと落ち着こう。