今朝の1曲目ダリルホール&ジョンオーツ「You Make My Dreams」
自分が夢想してた人生、わたしが欲しいと望んだ夢を全て叶えている(ように見える)女子のインスタをひさびさに見て落ち込んだ。
彼女のような人生を送る、自分のパラレルワールド。パラレルワールドなんて言ったって、ルックス・親ガチャ・地頭・生まれ年、そもそも装備がまったく違うから、そんな世界線はないのかもしれない。彼女のようにはなりようがなかったかもしれない。
ラジオからはナンバーガールの「透明少女」が流れている。
メディアで見せる雰囲気とは違う、彼女のしたたかな顔を知っている。力のあるものへの媚び方、才能ある大人や、異性の使い方。バイタリティあったもんなー。自分のやりたいことのためにぐいぐいいってたもんな。いけすかない女だった。彼女と過ごした時間を思い出すとナチュラルに無視されたことや、年上の男にだけ見せる媚びた笑顔が浮かんでくる。とても美しい顔の下に隠された、本性。
自分のために、自分の欲しいもののために、使えるものはなんでも使う。これが欲しいと、やりたいとアピールする。アピールし、手をあげ続け、結果全てを手に入れた、それが彼女の10年。すごいことだと思う。感服に値する。わたしは、今のわたしだろうがパラレルワールドのわたしだろうが、きっとそこまでできない。それはなぜなのか。
ほんとうに欲しいものではなかったからだ。”こうだったらいいな”程度の気持ちだったからだ。フラットに今はそう思う。結局は自分が居心地の良い世界を選んだということ。ただそれだけのこと。
時間は有限だから、ほんとうに欲しいものがあるなら、手を伸ばすのがいいね。大変さも乗り越えられる、そう思える情熱があるなら、燃やし尽くすのがいいと思う。燃やし尽くせないということは、そこまでだということだ。
ラジオからはPANIC!AT THE DISCO「HIGH HOPES」が流れている。
Light up your wildest dreams
(自分の一番やりたかったことを思い出しなさい)と歌っている。