額面通り

今日はなんでも 正直に

0702

嵐を旅する展覧会、詳細が明らかになればなるほど、気持ちがすーんと凪いでしまってとても良くない。札幌ではやっていただけないのかなあ。順番待ちの列に並ぶのはただでさえしんどいのに、予定も立てにくい今のままじゃただ恨めしく津軽海峡を眺めるしか術がなく、なんともかんとも。SONGSで改めて活動休止の深淵を覗き込んでしまった問題、ワクワク学校の終わり、ジャニーさんの病状、行けない展覧会。会場でしか買うことができない5人が描いたミッキーマウス

いろいろ考えてたらもうなんか、別に行かなくてもよくない?グッズも別にいらなくない??ってなって、とにかくすごい良くない状況。馬車はかぼちゃ、従者はねずみ、ガラスの靴は、そもそもない。こうやって魔法はとけてしまう。

やっぱりそもそもなんだ。やっぱりそもそも、”無期限活動休止”が、魔法をとかしてしまう。5人がいくら思いを尽くしてくれても、結局2020年末までなんだと思ってしまう気持ちが消えない。思いを尽くしてもらえばもらうほど、”終わり”を意識してしまう。深淵を覗き込んでしまう。ベストアルバム全種類に課金してもグッズに10万越えで課金しても、嵐は終わる。2020年末まで数々の伝説を打ち立てて、嵐は5人で消えてしまう。

今月の潤のEnjoyで、SONGSで”ゴールの瞬間まで”と発言したことについての補足が、潤の文章として書かれた。潤にとっての”ゴール”は、2020年末なんだそうだ。2021年から先のことを考える余地がないくらい、”今”をやってます、と書かれていた。

”まだまだ5人で見たい景色がある”

”まだまだみんなに見せたい景色がある”

今やってるコンサートで、何度も潤が言っていた”まだまだ”っていうのはやっぱり2020年末のことだったんだな。2020年末まで、5人でやりたいこと、やるべきことを全部やり尽くして、嵐は消える。5人でがっちりと手を繋いだまま、あと1年半で消えてしまう。