額面通り

今日はなんでも 正直に

気がつくということ/ぼくらのショウタイム

朝から雨の月曜日。今日の1曲目嵐「Attack it!」2曲目キリンジ「Drifter」3曲目A.B.C-Z花言葉

前回のブログをたくさんの方に読んでいただいた。ありがとうございます。たくさんの方にRTしていただいたおかげでA.B.C-Zのことをいろいろ教えてくださる方に出逢えたり、とてもありがたい1週間だった。

今は毎日「ジョーダンバットが鳴っている」を読んでいる。ぱらっと開いたページを選んでその部分を読む。最初から順に読むより”今、出逢えた言葉”という気がしておもしろいし、とっつーが書く言葉と、この読み方の相性がとてもいいので、その方式で読んでいる。今朝は書き下ろし小説の「光」を読んだ。

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土曜日は「ぼくらのショウタイム」を見に行った。北海道でも観られる、と知ったのは水曜日、どなたかがRTしたツイートだった。残席あとちょっとあるみたいですよ、と書かれていたのを見て慌てて諸々の時間を調整し、無事チケットを取ったのだった。

(ここから内容に触れてます、ネタバレご注意ください)

オープニングのコンサート映像、濱兄と一緒に踊ってるところからもうグッときていたんだけど、結成10周年のサプライズの部分では涙がだーだーと流れていた。彼らの歴史をまだ全然知らないわたしだけど、「この景色は一生忘れない」って言った河合くんの言葉、客席を愛おしそうに見つめる5人の表情を、こんなご新規のわたしにも見せてくれてありがとうございます、って気持ちになった。

ストーリーは、声を出して笑っちゃうかわいいシーンあり、ハラハラドキドキ手に汗にぎるシーンあり、最後は感動で胸が熱くなって涙だーだーで、ものすっっごく素敵な作品だった。特にいちばんグッときたのはやっぱりラスト、とっつ―演じる桃井と塚ちゃん演じる黄原が、鉄塔の上で大きく大きく手を振るシーン。

「ここだよーー!!ここだよーー!!」身体全部を使って、両手を広げて、ぴょんぴょん飛び跳ねながら、大きく大きく手を振るふたり。めいっぱいカメラが寄るけど、よーく目を凝らさないと見えないくらい、ふたりの姿はとても小さい。でも、お父さんは、気がつく。息子が大きく振っている、約束のレインボーのハンカチに。

大きく大きく手を振り、「おーい!ここだよ!!」と叫ぶふたりの声は、まるで自分に向かって言われているような感覚に陥った。このタイミングで、この作品に出逢えたこと、その奇跡を思った。

間に合った。

わたし間に合ったよ、気がついたよ。

素晴らしく素敵な、A.B.C-Zというグループに今、気がつくことができたよ。ここまでずっと、大きく手を振ってくれていたから。なぜかそんな風に思って、嬉しくて涙が止まらなかった。

今朝読んだ、戸塚祥太書き下ろし小説「光」の中で、「板(舞台)の上に立っていても、照明が当たっていなければいないのと同じ」という言葉があった。”気がつく”ということ。それは受け手に委ねられている行為のようでその実、発信する側の想いがきっちりと存在するからこそ、なのかもしれない。そんなことを思った。

はじめて「Dolphin」を聞いた日から今日で8日目。この8日間毎日毎日聞いてるけど、毎日毎日きらめく気持ちが込み上げる。イントロが流れると条件反射で鼓動が早くなる。もしかして、トツ船長がわたしの後頭部めがけて、なんかしらの光線的なものを照射してるのではないだろうか。わたしレーザー撃たれてます?トツ・ストロング船長。そんなことを思いながら今日も、「Dolphin」を聞いている。