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額面通り

音楽と日常と、かわいいあらしさんについての記録です

ミスターファンク様

ひさびさクラブ行かない?なんて誘われて
友だちの友だちが回すからちょっと行こうよって
いい感じに飲みつつ大きな音聴いたりして。

 

21時を回ったころ
じゃあ一組目ライブしまーす、
イエーイ!とか言って、
そんなに好きじゃなくてもまだ元気、

テキトウに盛り上がったりして。

 

終電間近、
わりと目玉だよーみたいな人が
ステージに上がると会場のボルテージは最高潮、
ディスコスターさまーー!!
なんてわいわいわいわい盛り上がってたりして。

 

ディスコスター??

 

…んーまあきらいじゃないけどさ、
でもも少しこう…趣きっつーの?
あたしたちももう若くないじゃん、
ああいうわかりやすいのじゃなくても少しこう…
ミラーボールに涙がにじむ感じ?
やっぱ刹那じゃん。せつない表現がさ、
欲しいよね?欲しいよね??

 

なんて誰だお前は。

批評家ぶった酔っぱらい。


あっ!
もう終電なくなっちゃった!?
あーもうばか!うっそ!こっからオール?
元気ないよもう。タクシー?
ばか!元気以上に金がないよ!!

 

じゃあ…ビールおわかりー。

 


友だちの友だちのDJご登場
まったり通り越してじゃっかんおねむ。ねむねむ。
人もまばらなフロア。いったりきたり。


あの子のかわいいTシャツ。
ナンパしたりされたりの若いやつ。
横目で見つつビールアゲイン。


午前3時。
あーあともうちょっとで始発動くね?
どういうことよもうクラブでオールとかないよ!
これでまた休日つぶれちゃう、なんて

マトモなわたしが顔を出すころ
フロアでは今日最後のアーティスト
ステージの準備中。

 

♪~

 

イントロが流れた瞬間にちょっと目が覚めて。
あら?これなんか、ちょっと好きな感じかも、
ってドリンクカウンタあたりぼけっとしてたの、
ステージのほう目を向けたら
ブラックライト輝く中に光る…

 

あれは…?あれはだあれ…?

 

かっこいいー!
なにこれかっこいいーーー!!

 

ミスターファンクー!!

 

泣けるー!
なんか泣けるわもう最高ー!!

 

興奮冷めやらぬ午前4時。

ミスターファンクに
夜明けの夢を見る午前4時。

 


ああもうすぐ始発が動くね。
カラスとゴミ袋、坂道だらけの朝、
「逃走中ごっこー!」なんて
ちょうテンション高かったりして。

 

ありがとうミスターファンク。
いい夜だった。
頭のなかからっぽにして

音楽に身をゆだねた幸せな時間だった。

 


吉野家で朝定いける気がするー!」

DJが言いだして
じゃ行くか!って

「今なら牛いける気がするー!」

かきこむ牛・飯・たまご・べにしょうが。


「こっち?」
「あたしこっち」
「じゃあね」
「またね」


きっともう会うこともないDJ
友だちの友だち


別れる朝。


あーなんだ今日はいい天気だなー!

青空ー!

 


乗る電車。
気持ち悪くなる胸。

 


なんだ。
ビールか。
牛か。
ミスターファンクか。

 


強烈な睡魔。

 


気がつけば相模大野。
OH NO。
経堂はとうにすぎていた。

 

っていう架空の1日を思いました、
ミスターファンク様。

 

 

幸せな音楽をありがとう。